宮崎の特産品である日向夏(ひゅうがなつ)は、柚子が突然変異したものと考えられています。果実は温州みかんよりやや大きく、表皮は黄色で、表皮の白い部分(内果皮、アルベド)は厚みがあります。果肉は酸味があり、甘さが控えめで、グレープフルーツやレモンの味に近いです。
表皮の白い部分は、ふわふわとした食感で、苦みや渋みがないので、そのまま食べることが出来ます。
果肉と表皮の白い部分を一緒に食べることで、さわやかな甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。
リンゴの皮をむく要領で、白皮が残るように黄色い部分の外皮のみを剥きます。
白い部分はマシュマロの様にふわふわとしていて実の部分と一緒に食べられます。
白皮を付けたままそぎ落とします。そぎ落としたものをお皿に盛り、お好みで少量の砂糖をまぶして食べますと一層美味しく召し上がれます。また、変わった食べ方ですが、醤油で刺身風に食べる方法も・・・
【マーマレードの作り方】
- 実の部分を搾り器でしぼりジュースを取る。
- 皮を細かく刻む。(実一個分で皮は半分ぐらい)
- 鍋に刻んだ皮と、実の絞り汁、砂糖を入れて弱火にかけ、木ベラで混ぜながら煮詰める。(強火で煮詰めると砂糖がこげるので必ず弱火にする。)
紅茶にジャムを入れて楽しむロシアンティーとして、紅茶の中にティースプーン2杯ほどのマーマレード入れると、日向夏の香りを楽しむことができます。
クラッカーの上にマーマレードをトッピ ングするとちょっとリッチなティータイムになりますよ♪その他に、パンに塗ったり、ヨーグルトに入れたり、ケーキにしてみたりと、色々な楽しみ方があります。